熱傷 wikipedia|無料辞書
| align="right" style="border-style: none none solid solid"|xxx,xxx人
(20xx年xx月xx日)
|-
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0"|日本の患者数
| align="right" style="border-style: none none solid solid"|xxx,xxx人
(20xx年xx月xx日)
|-
| colspan=2 align="center" style="border-style: solid none solid; background: #f0f0f0"|熱傷学会
|-
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0"|日本
|-
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0"|世界
|-
| colspan=2 align="right" style="border-style: solid none solid; background: #f0f0f0; font-size:smaller;"|この記事はのを用いています
| -->
熱傷(ねっしょう)とは、お湯や油などの熱・化学薬品・放射線などが原因で生じる体表組織(主に
皮膚)の局所的損傷。通称は
火傷(やけど)。
◆ 分類
原因により次のように分類される。
◇ 温熱熱傷(Thermal Injury,Thermal Burn)
熱湯、火焔、蒸気などの熱による損傷。人間の皮膚は45℃以上の温度で熱傷になる。45℃の場合1時間、70℃の場合1秒で組織の破壊が始まる。
◇ 化学熱傷(chemical burn)化学損傷(Chemical Injury)
薬傷とも。
酸、
アルカリなどの化学薬品による損傷。数時間にわたって徐々に組織が
壊疽(gangrene)するのが特徴。
◇ 電撃傷(Electrical Injury)
電流による損傷。電流への
抵抗によって生じる5000℃ほどの熱で組織が破壊される。
重症度は電圧、電流、伝導体への接触時間に左右される。
交流電源は
直流電源より危険度が高い。筋損傷、
血管損傷、心停止(
心室細動)のおそれがあり、また絶縁後も進行性壊死が見られる。主に深部組織が損傷するため、体表からの観察で重症度を判定するのは困難である。
◇ 放射線熱傷(radiation burn)
放射線による損傷。高線量の放射線により皮膚を構成する細胞や血管が傷害され、熱傷に類似した症状を呈する。
日焼けも厳密に言えば熱傷である。太陽光線に含まれる
紫外線(UVA、UVB)に被曝すると、皮膚組織の破壊が起こる。日焼けといえども、照射時間・範囲のいかんによっては重態になりかねない。
◆ 低温熱傷
温熱熱傷の1つ。低温熱源による熱傷。長時間の低温熱源の直接接触により受傷する。
接触部の温度が44℃だと約6 - 10時間で受傷する。
また44 - 51℃までのあいだは接触する温度が高くなるにつれて受傷する時間が短縮される場合もある。低温熱源とは
湯たんぽ、
懐炉、
ストーブ、ホットカーペットなどおもに暖房器具。受傷者側の要因としては、熟睡していたり体が不自由であったり、知覚麻痺、泥酔、一酸化炭素中毒、
糖尿病による循環不良、などの状態にあると受傷しやすい。
また、ホットカーペットに幼児を寝かせ毛布をかぶせると
熱中症にかかりやすいなど、暖房器具によるけがは多い。
(近年では
ノートパソコンの使用に伴い、ひざに乗せることで本体底面部からの放熱でひざが、またキーボードや
パームレスト部からの放熱で手のひらが、低温熱傷にかかる報告がある)。
重症になりやすい低温熱傷
低温熱傷は極端に熱源の接触時間が長いため、発赤や水疱形成だけに見えても深部に深い損傷を負っていることが多い。睡眠時は痛みに気づかないため深達性II度(DDB)まで傷を負い、さらに進行性に深くなりIII度(DB)まで達することもまれにはある。深くなる理由としては、皮膚の血流量より脂肪層の血流量が少なく、皮膚の血流で受傷した創が冷やされて軽症に見えても脂肪層では血流により冷却されないため傷は実際より深い。
低温熱傷の予防
・就寝時低温熱傷では湯たんぽによるものが圧倒的に多い。電子サーモスタットを有しない構造が重要な欠陥である。近年の湯たんぽブームにより状況は最悪である。
・体の同一箇所を暖房器具に長時間触れさせないようにする。
・暖房器具を使用する人の状態によっては周囲の人が配慮する。
◆ 症状・診断
熱傷の重症度は、その深さと面積で決定される。
◇ 熱傷深度
皮膚は
表皮と
真皮からなる。熱傷の深さは皮膚のどの層まで損傷が及んでいるかで表される。
I度 (EB:epidermal burn) |
表皮・角質層まで |
発赤、充血 |
痛み、熱感 |
数日 |
残らない |
浅達性II度 (SDB:superficial dermal burn) |
表皮・有棘層、基底層まで |
強い痛み、灼熱感、知覚鈍麻 |
約10日間 |
残りにくい |