最高裁判所裁判官 wikipedia|無料辞書
最高裁判所裁判官(さいこうさいばんしょさいばんかん)とは、
最高裁判所の裁判官をいう。その長たる
最高裁判所長官1名と最高裁判所判事14名からなる(
裁判所法第5条第1項)。
◆ 任命
最高裁判所裁判官のうち、最高裁判所長官は
内閣の指名に基づき
天皇が任命する。最高裁判所判事の任命は内閣が行い、天皇が認証する。いわゆる
認証官のひとつである。
最高裁判所裁判官は法律の素養のある40歳以上の者から任命される。
定年は70歳。
最高裁判所裁判官は、
下級裁判所の判事を務めた裁判官だけでなく、
検察官・
弁護士・
行政官・
外交官・
学識経験者(
法学の
教授等)からも任命される。これは最高裁判所が法律の運用や解釈に最終判断を下すために、多様な立場の法律専門家の見解を反映するためである。法曹資格を持たない者からも登用できるが、少なくとも10名は法曹資格を持つ者から登用しなければならない。
◆出身分野
裁判官が退官した場合には、同じ出身分野から後任が選ばれるのが通例となっている。適任者がいない場合などには人数配分が変わることもある。最近では、2005年8月に
福田博が退任し、2008年10月に
竹内行夫が就任するまでの3年間、外交官(
外務省)出身者が欠けていた。
各
小法廷の構成も、特定分野の出身者が集中しないよう配慮される。
◆ 権限
最高裁判所裁判官は、最高裁判所長官を含め、合議体である最高裁判所の各法廷を構成しており、
司法権の行使における権限については、最高裁判所長官と最高裁判所判事は同等である。
◆罷免
◆ 待遇
また、各自に1名の最高裁判所裁判官
秘書官が配置され、機密に関する事務を掌らせている。
法曹資格を持たない者が最高裁判所裁判官に就任した場合、
弁護士法第6条により弁護士となる資格を得る。この弁護士資格は国民審査で罷免されても剥奪されない。
◆ 長官代理
◆ 現在の最高裁判所裁判官
現在の最高裁判所裁判官を挙げる。在任期間の終期は、70歳となる誕生日の前日の日付(最高裁判所裁判官の定年は70歳とされているため、任期は最長で70歳誕生日の前日までとなる。)。着任順。