妊娠22週〜37週未満の分娩を早産という。
出産の約5%で認められているが34週未満では胎児の予後が不良であることが多い。34週以降では比較的良好であるといわれている。
前置胎盤、
妊娠高血圧症候群、
常位胎盤早期剥離などによって母児救命のために行う人工早産と切迫早産や
前期破水による自然早産が知られている。自然早産の原因は殆どが
羊膜絨毛膜炎である。妊娠22週〜37週未満で規則的な子宮収縮、少量の性器出血、水様
帯下などを自覚した場合は切迫早産である可能性がある。破水が起こっているかどうかによって対応は大きく異なるが、基本的には入院管理としできるだけ妊娠期間を延長させ、児の発育、成熟を図るようにする。破水をしていて、子宮内感染または胎児ジストレスがある場合は
帝王切開の適応となる。未破水で胎児が安全である場合は安静を保ち、妊娠の継続を行う。そのため子宮収縮抑制薬や
ウリナスタチンなどを用いることがある。早産で生まれた子は所謂、
未熟児となりやすい。