補給や医学が発達していなかった
近世以前は、戦病死者がとても多く戦死者を上回る事が珍しくなかった。戦場は不衛生であり、しばしば
伝染病が発生する。特に死体や糞尿の処理は伝染病防止に重要であるが、戦争時下ではそういった悠長なことはいっていられない。補給が滞れば栄養状態の悪化や医薬品の不足で戦病死者が増え甚だしい場合は
餓死する。また寒冷地では
凍傷が発生し放置すれば死にいたるし、装備が十分でも苛酷な環境は体力を消耗させ
低体温症を招く。温暖な地方では
熱中症が発生し、また
蚊が媒介する
マラリアなどが問題になる。